昔の記憶千松閣

千松閣斎場は近所にありますが、この間仲の良い親友のお爺ちゃんが余命宣告を受け医師から長くはもたないと言われ、近くに知り合いの紹介で千松閣斎場に話を聞きに行ったと親友から聞かされて、返す言葉も無く親友を励ます事も出来ずに居た、一番辛い時にあの時は何も出来ず、ただ自分を悔やみ、泣くことも出来ず他人事の様な振る舞いをしてしまい、頼りにならない、親友だと思われてしまっただろうか、逆の立場なら果たしてどうされたかったか、思います。最初聞いたとき、動揺しか出来ず不甲斐なかったろうか11年前には自分のお爺ちゃんが逝った時も、その時も何も出来なかったし、今回親友の家族が余命を宣告された時も何も出来ない、人が逝ってしまう時は何度訪れても慣れないもので、その時の現実逃避してしまう、自分が情けない。11年前も千松閣斎場だったが、切ない気持ちは人はみんな避けたいものですね。まさに自分が今その気持ちです。

千松閣斎場の向かいにはおもちゃ屋があったような気がしますが、11年前から意識してその付近に行きたくない感情が湧き出てきますが、今回親友のお爺ちゃんが万が一逝ってしまったら、また自分で封印していた場所に行って過去を思い出してしまう。恐らく建物と雰囲気を見てしまっただけで、思い出してしまっただけで、涙が止まらなくなるだろう。憧れは、誰もが死なない世界が来る事を祈る。